マイクロソフト、VMwareの仮想マシンをHyper-VとAzureへマイグレーションできる「Microsoft Virtual Machine Converter 2.0」無償公開
米マイクロソフトは、VMwareの仮想マシンをHyper-V用に変換するツールの新バージョン「Microsoft Virtual Machine Converter 2.0」を公開しました。
前バージョンではVMware vSphere 4.1と5.0までの対応でしたが、今回のMicrosoft Virtual Machine Converter 2.0ではVMware vSphere 5.5の対応が追加されています。
また、ゲストOSのマイグレーション機能としてCentOS、Red Hat Enterprise、SUSE Linux Enterprise、Oracle Linux、Debian、Ubuntuなどにも対応。
Azureへのマイグレーション、PowerShellでの自動化も
さらに今回のバージョンでは、単にVMwareからHyper-Vへ変換するだけでなくMicrosoft Azureへのマイグレーションも可能になっています。
You can now migrate your VMware virtual machines straight to Azure. Ease your migration process and take advantage of Microsoft's cloud infrastructure with a simple wizard driven experience.
VMware仮想マシンを直接Azureへマイグレートできる。シンプルなウィザード形式がマイクロソフトのクラウドへのマイグレーション手順を容易にしてくれる。
(Available now: The Microsoft Virtual Machine Converter 2.0)から
PowerShellのスクリプティングでマイグレーションを自動化する方法も提供されています。
さらに次のバージョンとなるMicrosoft Virtual Machine Converter 3.0も秋には登場予定と予告されており、物理マシンから仮想マシンへのマイグレーション(P2V)機能も提供されるそうです。
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