オラクル、モバイル用エンタープライズUIのデザインガイドラインを公開「Oracle Alta User Interface」
オラクルは「Oracle Alta User Interface」(オラクル・オルタ・ユーザー・インターフェース)との名称で、エンタープライズ用モバイルアプリケーションのユーザーインターフェイスに関するガイドラインを公開しました。
ガイドラインは4つの原則「モバイル・ファーストのデザイン」「シンプルで整理されたレイアウト」「明確な情報階層」「ユーザー・エクスペリエンスを向上する直感的なコンポーネント」に基づいており、「Style」「Components」「Patterns」「Examples」の4つから構成されています。
Styleではデザインの原則や配色、アイコン、フォントなどについて。Componentsはボタン、チェックボックス、ゲージ、リスト、パネル、テーブルなどUIを構成する部品について。Patternsは、画面の遷移、ダイアログ、ナビゲーションバー、通知などについて。Examplesは実際のアプリを模したサンプル画面が掲載されています。
オラクルはこのガイドラインに沿ったユーザーインターフェイスを「Oracle Alta User Interface」(オラクル・オルタ・ユーザー・インターフェース)と呼び、同社のモバイル・アプリケーション開発フレームワーク「Oracle Mobile Application Framework (MAF) 2.0」とJavaアプリケーション開発フレームワーク「Oracle Application Development Framework (ADF) 12.1.3」以降でサポートするとしています。
エンタープライズアプリケーションのモバイル対応は大きなトレンドとして進行しており、オラクルだけでなくSAP、セールスフォース・ドットコムもすでにUIガイドラインやライブラリを1年前に発表済みです。
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