SoftLayerの東京データセンター、本日オープン。日本IBMが発表
日本IBMは、同社のクラウドサービスであるSoftLayerの東京データセンターの開設を発表しました。本日午前8時からスタートしています。
東京データセンターには1万5000台のサーバを準備すると発表されており、予定どおりその規模でのスタート。ただし「全部最初から設置されているかというと、それはノー」(日本IBM 執行役員 クラウド事業統括担当 小池裕幸氏)とのこと。同時に日本語でのテクニカルサポートやドキュメントの提供なども開始しました。
東京データセンターで提供されるSoftLayerのサービスメニューは基本的に既存のデータセンターで提供されているものと同一。
東京データセンターは、米国ワシントンDC、シアトル、サンノゼ、アムステルダム、シンガポールなどに続くIBMのグローバルなデータセンター展開の1つ。
IBMは今年1月、グローバルでクラウドのデータセンターを拡充するために12億ドルの投資を行うと発表、年内に日本をはじめ中国、香港、ロンドン、インド、カナダ、メキシコシティ、ダラスなど世界15カ所でデータセンターを開設する計画を立てていました。年内にさらにメキシコとフランクフルトにも開設を予定しています。
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