[PR]クラウドに特化したSIビジネスにおいて、エンジニアのチャレンジとは何か? サーバーワークスのエンジニアの証言

2014年1月6日

システム構築を主力ビジネスとするシステムインテグレータにとって、クラウドの登場によるインフラの破壊的な価格低下やソフトウェアのサービス化という変化は、これまでのビジネスモデルに対する脅威として捉えられています。

fig AWSの構築、運用、課金代行ならサーバーワークス

一方でクラウドはエンタープライズITにおける成長分野の本命でもあります。多くのシステムインテグレータが自社のサービスとエンジニアのスキルをクラウドに適応させることで、その脅威を自社の競争力へと転化させることに必死で取り組んでいます。当然ながら現在、クラウドの分かるエンジニアに対する需要は高まり続けています。

AWSに特化したサーバーワークス

その中にあって、すべてのエンジニアがクラウドを理解し、営業でさえクラウドを前提にしたシステム提案ができるスキルを持つ社員を揃えた「Amazonクラウド(AWS)に特化したシステムインテグレータ」という新しい業態に取り組んでいるのが、株式会社サーバーワークスです。

fig 左から、テクニカルチーム 坂井田保彦氏、テクニカルチーム サブマネージャー 館岡守氏、テクニカルチーム マネージャー 柳瀬任章氏、代表取締役 大石良氏

同社は、まだクラウドに対する一般的な評価が固まる前の2009年に、AWS(Amazon EC2)を利用したホスティングサービスを提供開始、2011年には米Amazon.comからAWSソリューションプロバイダーとして認定され、2013年には一段大きな成長へのステップを踏み込むためにSalesforceの導入・システム開発およびクラウド連携のシステムインテグレータであるテラスカイとの資本提携を発表しています。

サーバーワークス代表取締役 大石良氏は同社の方向性を次のように話します。「成長の方向としては、システムインテグレーションをもっと伸ばしていきます。ITインフラの構築におけるAWSのプロフェッショナルとして希有な存在になろうとしていて、国内で100名体制にしようと思っています」

サーバーワークスは現在、社員を募集中です。その特徴であるクラウドに特化したシステムインテグレータとはどのような業態であり、従来のシステムインテグレーションビジネスとどう違うのでしょうか。そこで働くエンジニアは現状と展望をどう考えているのでしょうか。

最も高い価値を出せるのはAWSでインフラ構築をする部分

システムインテグレータに6年間在籍し、その後サーバーワークスに転職。現在、テクニカルチームで働く坂井田保彦氏は、サーバーワークスでの仕事を「システムインテグレーションだけでなく、営業と同行して見積もりを出すことも、セミナーでのレクチャーや展示会の展示員をやったり、(雑誌などから依頼された)原稿も書いていますし、仕事はすごく幅広いですよ。これを普通に社内のエンジニアがほぼみんなやっています」と説明します。

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「メインとしては、クラウドのシステムインテグレーションです。もちろんお客様ごとにやりたいことは違うので、お客様のところへ行って話を聞き、要件を定義して、設計をして、必要なインフラをAWSで作って納める、というのが一連の流れになります。インフラの構成要素としてAmazon EC2とか(ロードバランサーの)Amazon ELBなどを使いつつ、例えばAmazon SWF(Simple Workflow Service)を使うとか、自動化するためにAPIを叩いたりスクリプトを組み合わせたり、といったこともやります。

私たちが得意としていてお客様に最も高い価値を出せるのは、AWSでインフラを構築する部分です。業務アプリケーションをスクラッチ開発するとかSalesforce.comのコンサルをしてくれ、というのはちょっと違うので、そういうご要望には得意なベンダを紹介して一緒にやります。全部うちがやりますというよりも、得意な部分で価値をデリバリするのが特徴ですね」

サーバーワークスの仕事の中で、坂井田氏にとっての技術的なチャレンジとは何かを問うたところ、次のような答えが返ってきました。「自分の技術的なチャレンジは、ずっとJavaをやってたのですが、周りのエンジニアがRubyがいいと言うので(笑)、いまはRubyをやっています。そしてAWSですね。AWSは日々勝手に進化していくので、その進化に追いついていかなくてはいけない。情報収集だけでなく、実際に動かしてみないと分からない使い方、問題点がたくさんあります。そこがチャレンジですね。」

営業もAWSの技術的な知識を持ち、エンジニアと協力しあっている

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テクニカルチーム サブマネージャーの館岡守氏は、かつてサーバーワークスに勤務し、2年ほど会社を離れて働いた後、再びサーバーワークスに戻ってきたというキャリアの持ち主です。

「外も見てきた立場でサーバーワークスを見ると、圧倒的にスピードが速い。お客様の打ち合わせのその場で設計したり、翌日には納品だったり。

そのスピード感は、基本的には代表の大石が最終責任者なわけですが、その決定が速い、切り替えるときも速いというのがあります。現場の権限が大きいのも理由だと思います。例えば私が客先に行って設計すると一応社内レビューはするのですが、Yammer(社内ソーシャルネットワーク)にレビューを投げて、そこはみんなが見ているのですぐ「はいオッケー」となって、お客様に見せて了解をもらえると、はい作りますという。弊社はひとりひとりが権限と責任をもらってプロジェクトを回せるようになっていて、そこからスピード感が生まれていると思います」

大石氏がこれを補足します。「うちは技術が見積もりを作るのではなくて、営業が作るんです。営業といえどもみんな(AWS認定の)ソリューションアーキテクト資格を持っていて、営業はエンジニアを出さなくてもいいように、技術のことも説明できるように努力してくれている」

館岡氏「そういう営業はありがたいと思います。簡単な質問からちょっとした仕様、構成などについて、だいたいのことはお客様に営業が答えてくれるので、エンジニアとしては時間を効率的に使えます」

AWSを越えて幅広い知識が求められる

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新卒でサーバーワークスに入社し、現在はテクニカルチーム マネージャーを務める柳瀬任章(ひであき)氏は、サーバーワークスの仕事において求められる知識は非常に多くあると次のように話します。

「昨日も面接をしていて、その方に『もし採用されたら入社までに何をすればいいですか?』と尋ねられました。私は、AWSにこだわらず、好きな技術を深く知ってください、とお答えしています。AWSは入社すればイヤというほど使えますから(笑)。

AWSを使ったシステムインテグレーションを始めてからずっと感じているのは、とにかく幅広い知識を求められるということが私たちのチャレンジだということです。新しいミドルウェアがAWSでどう動くか、新しい運用の方法論はどうかなど、お客様とお話ししているとそういう質問がどんどん出てきます。

例えば、AWSでオートスケーリングの機能がありますが、スケールアウトやスケールインしたときのログ管理をどう自動化するのか、そのときはfluentdを使いましょうとなれば、その知識が必要となります。そのときのメリット、デメリットも説明できなければなりません。Chefはどうですか? と聞かれたら、同じようにお客様の環境で適した分野はこうです、といったことも即答できるのが理想です」

サーバーワークスはなぜAWSに特化するのか

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最後に、サーバーワークスがなぜクラウドに、しかもAWSに特化したシステムインテグレーションに取り組んでいるのでしょうか。代表の大石氏に尋ねました。

「理由は2つあります。1つは、単純にクラウドサービスとして世界最高だと考えているからです。せっかくプロフェッショナルとしてお客様にサービスをデリバリするのなら、いいものを届けたい。最高の料理を出そうと思ったら、食材と調理のどちらも大事です。食材で見たときにAWSは世界最高の素材です。そしてその料理人には世界中から最高のひとたちが集まっています。

もう1つはAWSのエコシステムにあると思っています。AWSは積極的にサービスの値下げを行っています。ということは、私たちが付加価値を高めていかない限り売上げがどんどん下がっていきます。こういう厳しい環境に身を置くことで、自分たちを磨いていく。

fig 中途採用 - 採用情報 | 株式会社サーバーワークス - AWS導入・構築・運用・代行サービス

こういうコミットメントをし続けるところが強くなっていくし、その会社にいるエンジニアも優秀になっていくのだと思っています」

サーバーワークスは現在、エンジニアを募集しています。興味を持った方は気軽に話を聞きに来ていただきたいとのことでした。

≫サーバーワークス採用ページ

(本記事はサーバーワークス提供のタイアップ記事です)

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Junichi Niino(jniino)
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