さくらインターネット「さくらの専用サーバ」東京リージョン開始。石狩と東京でディザスタリカバリが可能に
さくらインターネットは「さくらの専用サーバ」東京リージョンの提供開始を発表しました。
さくらの専用サーバは物理サーバを占有して利用できるレンタルサーバのサービス。最短10分で調達でき、物理サーバを専有できるためサーバの性能をオーバーヘッドなしで利用できるほか、ハイパーバイザやOSをインストールして独自の環境を構築できるなどの特長を持ちます。
東京リージョンではNEC Express 5800Eを物理サーバとする「エクスプレスシリーズ」が利用可能で、4コア、6コア、12コアが選択可能。メモリはいずれも16GB。ストレージはSATAハードディスクドライブやSSDなどから選べます。月額1万3000円から。
さくらの専用サーバはこれまで石狩データセンターでのみ提供していましたが、今回東京リージョンを開設したことによって物理的に離れた拠点間での利用が可能になりました。これにより東京と石狩のあいだでディザスタリカバリ構成をとることもでき、特に企業ユーザーにとって専用サーバの利用価値が高まったといえます。
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