オープンソースのPaaSを実現する「Cloud Foundry Foundation」が設立。IBM、HP、SAP、Intel、VMwareらが中心。次期バージョンでDocker対応も表明

2014年12月10日

オープンソースによるPaaS基盤ソフトウェア「Cloud Foundry」の推進団体「Cound Foundry Foundation」の設立が発表されました

プラチナメンバーとなったのは、EMC、HP、IBM、Pivotal、SAP、VMware、さらにIntelが加わっています。

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Cloud FoundryはもともとVMwareがオープンソースとして開発し、その後Pivotalに移管。オープンソースプロジェクトとして発展させるために主要ベンダでCloud Foundry Foundation設立が計画されていました。

Cloud Foundry Foundationは、Cloud Foundryの開発を推進するとともに、フラグメンテーションを防ぎ、互換性を維持するための認定プログラムも用意する予定。

現在Cloud Foundryはバージョン2ですが、次期バージョンではこれまで内部で利用していたコンテナ技術のWarden(ウォードン)から、Dockerへの切り替えや、LinuxだけではなくWindowsへの対応なども検討されています。

現在Cloud FoundryはIBMのBluemix、NTTコミュニケーションズのCloudn PaaS、HPのHelion、PivotalのCloud Foundryなどクラウドでの採用が進んでおり、OpenStackによるIaaS基盤とCloud FoundryによるPaaS基盤という、オープンソースでのクラウド構築の普及が期待されています。

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