オープンソースの仮想スイッチ「Open vSwitch」がHyper-Vへ移植。ベータ版をCloudbaseが公開
仮想スイッチソフトウェアとしてもっとも知られるOpen vSwitchがHyper-Vへ移植され、ベータ版が公開されました。公開したのはCloudbase Solutionsです。
Open vSwitchはOpenFlowなどに対応したオープンソースの仮想スイッチソフトウェアとして2012年からLinuxのメインラインに統合されています。Software-Defined Networkを実現するソフトウェアコンポーネントとして注目され、実際にさまざまな製品に組み込まれ、使われ始めています。
これまでOpen vSwitchの対応プラットフォームとして利用できたのはXenServerやKVMなどでしたが、CloudbaseがHyper-V対応版をオープンソースとして開発し、ベータ版として5月22日付で公開を開始しました。
Hyper-V版の対応プラットフォームはWindows Server 2012/2012 R2とHyper-V、もしくはWindows 8/8.1。
Githubでのソースコードの公開と合わせてインストール形式のバイナリファイルも公開されており、ウィザード形式で簡単にインストールできるようになっています。
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