Microsoft AzureでDocker専用LinuxのCoreOSサポートを発表、マイクロソフト
Windows ServerとMicrosoft Azureでコンテナ型仮想化のDockerをサポートすると先週発表したばかりのマイクロソフトが、さらにMicrosoft AzureにおけるDocker対応の強化を打ち出しました。
マイクロソフトは20日(米国時間)、Dockerに最適化されたLinux OSであるCoreOSを、Microsoft Azureでサポートすると発表しました。
発表は、20日に開催されたプレス向けのイベント「Microsoft Cloud Briefing」においてで、同社のクラウド部門責任者であるスコット・ガスリー氏が明らかにしました。
具体的には、Microsoft Azureの「Azure Virtual Machines Gallery」でCoreOSが選択可能になり、Hyper-Vの仮想マシン上でCoreOSが稼働します。CoreOSのイメージはCoreOS社のアルファチャンネルから数週間以内に安定版が提供される予定とのことです。
CoreOSはDocker専用のLinux OSとして開発されたもの。今年の7月に安定版に到達、商用版の提供も開始されました。
すでにGoogle Compute EngineがCoreOSをサポートしており、国内でもさくらのクラウドでの対応などが始まっています。
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