Java SE 8の日本語版ドキュメント、日本オラクルが公開
日本オラクルはJava SEの最新版「Java SE 8」のドキュメントの日本語版を公開しました。本日、都内で開催中のイベント「Java Day Tokyo 2014」の基調講演で発表されました。
ドキュメントは主に「Java SE 8ドキュメント」と「Java SE 8 API仕様」の2つから構成されています。
「Java SE 8 ドキュメント」はJava SE 8の構成要素をまとめた資料で、Java SE Development Kit(JDK)、Java SE Runtime Environment(JRE)、およびJava SEのAPIそれぞれが提供する機能を参照でき、「Java SE 8 API 仕様」は、Java SEが提供するクラスやインターフェースなどの一覧を示しています。
下記は「Java SE 8ドキュメント」のWebページです。「Java SE 8 API仕様」は、このWebページの右にある「Java SE API」のリンクから飛べるようになっています。
ドキュメントは上図のように全体の概念図から参照できるようになっており、各文字列に張ってあるリンクから説明に飛ぶことができます。
本記事執筆時点で参照したところ、「Java SE 8ドキュメント」の概念図および「Java SE 8 API仕様」の概要は日本語化されていますが、パッケージやクラスなどの詳細については英語のドキュメントにリンクされているようです。
追記:最終的にはすべて日本語化されるそうです。
Java SE 8 の日本語ドキュメントですが、一部まだ英語のままの箇所があります。残りは段階的に対応し最終的に全て対応します。どうぞご理解の程よろしくお願いします。#javadaytokyo
— Terada Yoshio (寺田佳央) (@yoshioterada) May 22, 2014
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