Java 8対応の「Eclipse 4.4 Luna」がリリース。日本語化プラグインPleadesと日本語版ディストリビューションも公開
毎年6月にEclipse本体や関連プラグインなどがまとまって一斉にバージョンアップを宣言するEclipseのRelease Trainが今年も行われ、Eclipse 4.4、コード名Lunaがリリースされました。
Eclipse 4.4 Lunaの最大の目玉は3月に登場したJava 8への対応です。
ラムダ式や新しい日時APIなどのJava 8の新機能に対して、Eclipseのコードフォーマット、クイックアシスト、リファクタリング機能、コンパイラなど包括的に対応しています。そのほかの新機能は、OSGi R6サポート、Workbench UIでダークテーマの追加などの改善、PHP開発ツールパッケージのアップデートなど。
Eclipseの日本語化プラグインおよび日本語版ディストリビューションのPleadesも、すでにEclipse 4.4 Luna対応リリースを行っています。
Pleadesはアプリケーションがメニューなどを表示する実行時に表示要素を動的に翻訳して表示するため、さまざまなアプリケーションに対応でき、Eclipseバージョン非依存で200以上のプラグインに対応するのが特長です。
Eclipseの日本語ディストリビューションとなる「Pleiades All in One 4.4」も公開されており、ダウンロードして展開するだけでEclipseの環境をWindows上で構築できるようになっています。
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