IBM、SoftLayerの東京データセンターを12月中旬に開設。サーバ1万5000台を用意
日本IBMは、同社のクラウドサービスであるSoftLayerの東京データセンターを12月中旬に開設すると発表しました。来日中のSoftLayer CEO Lance Crosby氏が記者会見で明らかにしました。
東京データセンターには1万5000台のサーバを準備しているとのこと。
IBMは今年1月、グローバルでクラウドのデータセンターを拡充するために12億ドルの投資を行うと発表、年内に日本をはじめ中国、香港、ロンドン、インド、カナダ、メキシコシティ、ダラスなど世界15カ所でデータセンターを開設する計画を立てていました。
今年2014年は、大手クラウドベンダ各社が相次いで日本にデータセンターを設置した年でした。2月にMicrosoft Azure、3月に日本オラクル(SaaS用の一部)、4月にSAP HANA Enterprise Cloud、7月にVMware vCloud Hybrid Service。また4月にはGoogleがアジア向けとして台湾にデータセンターを設置しています。そして今回の日本IBMによる東京データセンターの開設です。
すでにAmazonクラウドとセールスフォース・ドットコムは2011年に東京データセンターを開設していますので、これで主要なクラウドベンダーがすべて日本国内(もしくは周辺)にデータセンターを開設することになります。
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