Google Cloud SQLがリードレプリカに対応、プレビュー公開
Googleのクラウド上でMySQLデータベースが利用できる、いわゆるDBaaS(Database as a Service)の「Google Cloud SQL」に、リードレプリカの機能が追加されました。
マスターデータベースとなるGoogle Cloud SQLに対してリードレプリカを利用することで、問い合わせに対する負荷分散を実現しスケールアウト的にデータベース性能を向上させることが容易になります。また、リードレプリカのデータベースに対してOLAPのような複雑な問い合わせを実行すれば、マスターデータベースに余計な負荷を掛けずに処理できます。
またリードレプリカはマスターのホットスタンバイとして動作するため、障害発生時のための可用性向上にも使えると説明されています。
Google Cloud SQLのリードレプリカ機能は現在プレビューとして提供されており、MySQL 5.5で展開中。近いうちにMySQL 5.6でも展開される予定とのことです。
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