[速報]Google Appsで、Word/Excel/PowerPointファイルを変換せずそのまま編集、保存可能に。Google Driveは容量無制限へ。Google I/O 2014
Googleは6月26日(現地時間25日)、米サンフランシスコでイベント「Google I/O 2014」を開催。基調講演でGoogle Appsの新機能「Native Office Editing」を発表しました。
Native Office Editingでは、これまでWordやExcel、PowerPointのファイルをGoogle Appsで開く場合に実行されていたGoogle Appsのファイル形式への変換がなくなり、WordやExcel、PowerPointのファイル形式のままで開き、編集し、保存できるというものです。
これにより、例えばメールの添付ファイルとしてWordファイルを受け取った場合、そのままGoogle Docsで開き、編集し、Wordファイルとして保存し、送り返すことができます。
Google DocsはWebブラウザ上で実行され、モバイルデバイスにも対応しているため、WordをインストールしていないPCだけでなく、Chromebookやタブレット、スマートフォンでも同様のことが可能です。
また上記画面にあるように、Google Docsなどに搭載されている複数ユーザーによる同時編集やコメント機能もそのまま有効なため、WordやExcelファイルをベースにしたコラボレーションも可能になっています。
月額1200円でGoogle Driveが容量無制限へ
Googleは同時に、企業向けのGoogle Driveとして「Google Drive for Work」を発表。Google Appsと共に企業向けオフィスアプリケーションの強化に積極的な姿勢を見せています。
Google Drive for Workは、クラウドへのデータ転送およびデータセンター内のすべてでデータが暗号化されるため、より高いセキュリティを実現。
ユーザー管理と監査機能やレポート機能が充実。
ユーザーあたり月額10ドル(日本では月額1200円)で、容量の制限なく利用可能に。ただし5ユーザー未満のアカウントではユーザーあたり1テラバイトまで。
Google I/O 2014
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