GithubがWebデザインツールのEaselを買収。WebデザインもGithubに取り込みか?
オンラインでソフトウェア開発のためのバージョン管理リポジトリなどを提供するGithubが、Webデザインツールをオンラインで提供しているEaselの買収を発表しました。
Easelは少人数のチームでWebサイトのデザインやプロトタイピングを行うためのツールをオンラインで提供しています。
画面を見て分かるように、Easelは基本的にインタラクティブな操作でWebページのデザインを進めていくことができます。利用は有償で、個人利用が月15ドル、2人のチームが月50ドル、5人までのチームで月99ドルなど。
Easelは買収後もサービスを継続する予定で、ブログ「Easel Acquired by GitHub」では買収について次のように書いています。
We started Easel because we weren’t satisfied with the workflow of designing for the web. We believe that iterating on design should be straightforward and free of repetitive work. We’re excited to be joining GitHub to continue to pursue that goal.
僕たちがEaselを始めたのは、これまでのWebデザインのワークフローに満足していなかったからだ。デザインにおける作業の反復は直接的であるべきで、くどくどした作業からは解放されるべきだと思う。Githubへの参加に感激しており、さらに目指すところを追求していく。
EaselはMatt Colyer氏とBen Ogle氏の2人によって運営されており、Githubはこの2人を迎えることになります。
WebデザインにおいてもGithubを使いやすくする狙いか
Githubはオンラインで最も多くのプログラマに利用されているコードのリポジトリといえます。Easelの買収は、今後GithubをWebデザイナーにとってさらに使いやすいツールとすることでWebデザインにおいてもGithubを重要なツールとして位置づけることを狙っているのかも知れません。
あわせて読みたい
PaaS市場のリーダーはセールスフォース・ドットコム。マイクロソフトが2番手、3番手以降はだんご状態。ガートナーの調査より
≪前の記事
200Gbsのイーサネットは2016年から2017年頃登場。メラノックスがロードマップを説明