Androidアプリが開発可能になったGo 1.4が正式リリース
Go言語の最新版となるGo 1.4がリリースされました。Go 1.4ではAndroidがサポート対象プラットフォームとして加わり、Go言語だけでAndroidアプリケーションの開発が可能になっています。
Go言語は2009年に開発が始まった言語で、Googleがオープンソースで開発しています。シンプルにコードを記述でき、タイプセーフかつメモリセーフにできているため安全なプログラムを記述しやすく、並列処理の記述も容易、コンパイルや実行が高速などの特長があります。
現在、Linux、Mac OS X、Windows XP以降、FreeBSD 8以降のOSに対応しており、Google App Engineでもサポートされるようになりました。
Go 1.4では過去のバージョンとの互換性を維持し、これまでのコードはほぼそのままコンパイルし実行できると説明されています。
Go 1.4で最大の新規機能はAndroidのサポートです。Go言語のコアとモバイルサブリポジトリ内のパッケージを用いて、Go言語だけで簡単なAndroidアプリケーションを開発することができるようになりました。ARMプロセッサ対応のアプリケーションもビルドできるようになっています。
Google App EngineではGo 1.4のベータテストが行われています。
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