[速報]Amazonクラウド、デプロイツール「AWS CodeDeploy」発表。ローリングデプロイ、ロールバックなどを一元管理。AWS re:Invent 2014
Amazonクラウドを提供するAmazon Web Servicesは、同社の年次イベント「AWS re:Invent」を米ラスベガスで開催しています。
初日の基調講演でAmazon Auroraに続いて発表されたのが、デベロッパーの開発ライフサイクルを改善し、開発サイクルのスピードを加速するサービス群です。
その1つ、同社社内で使われているデプロイメントツールの技術をベースに開発したとされる「AWS CodeDeploy」を、同社シニアバイスプレジデント Andy Jassy氏による発表を紹介します。
Amazonは毎分95回ものデプロイを社内ツールで実現している
デベロッパーがコードを開発しビルドし、デプロイし、テストするというサイクルをもっと改善できないか、もっと加速できないだろうか?
私たち自身の社内を見てみると、社内でAplloと呼ばれるデプロイメントサービスがある。これは社内のみんなが大好きなツールだ。会社を辞めた人でさえ、Apolloが使えないのがいちばん残念だと言うくらいだから。
このツールで過去12カ月で5000万回ものデプロイを行ってきた。毎分95回だ。
そこで、この経験をお客様のだれにでも提供できる新サービスを発表する。「AWS CodeDeploy」だ。
フルマネージドでハイスケールなデプロイメントサービスだ。
インスタンスを選んでデプロイできるが、ローリングデプロイができ、問題があるかどうかを自動的にヘルスチェックし、必要があればすぐにロールバックできる。
すべてのデプロイアクティブイティを1カ所でモニタできる。
事実上どの言語でも対応し、ツールチェーンとして統合できる。
この機能は今日から、無料で提供する。
AWS re:Invent 2014
Day1
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Day2
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