Amazon RDS for PostgreSQLが正式サービスへ。SLAで可用性99.95%を約束
Amazonクラウドは、昨年11月にベータ版として発表されたPostgreSQLデータベースのマネージ度サービス「Amazon RDS for PostgreSQL」を正式サービスにすることを明らかにしました。
Amazon RDS for PostgreSQLは、データベースのバックアップやレプリケーション、アップグレード、ストレージ管理といった運用をすべてクラウド側で行ってくれるマネージドサービス。
ユーザーは運用に手間をかけることなくデータベースを利用できます。
正式サービスにより、SLAも99.95%と設定されました。ブログ「Amazon RDS PostgreSQL Update - Service Level Agreement and General Availability」から引用します。
The SLA provides for 99.95% availability for Multi-AZ database instances on a monthly basis. If availability falls below 99.95% for a Multi-AZ database instance (which is a maximum of 22 minutes of unavailability for each database instance per month), you will be eligible to receive service credits.
SLAはマルチアベイラビリティゾーンのデータベースインスタンスで月間99.95%の可用性を提供する。もしマルチアベイラビリティゾーンでのデータベースインスタンスの可用性が99.95%を下回った場合(つまり月間でそれぞれのデータベースインスタンスが最大22分を超えて利用不可能だった場合)、サービスクレジットを受け取れる。
Amazon RDS for PostgreSQLはストレージ性能を指定できる「プロビジョンドIOPSストレージ」を利用可能で、この場合最大3テラバイト、3万IOPSまで拡張可能です。
Amazon RDSにはすでにMySQL、Oracle、SQL Serverがマネージドサービスとして提供されており、PostgreSQLはそれに続くものとなります。
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