2014年4月の人気記事「MS、C#/Visual Basic次世代コンパイラをオープンソースで」「9インチ以下の画面サイズではWindowsが無料」「Immutable Infrastructure」ほか
大型連休が終わってしまいました。連休前に「部屋の片付けと、この本を読むのと、あれをやってこれをやって」と計画を立てても必ずやり残してしまうんですよね。今年もそうでした。読者のみなさんはどうでしたでしょうか。
さて、4月の人気記事を報告しましょう。
1位から3位
1位 [速報]米マイクロソフト、C#/Visual Basic次世代コンパイラ「Roslyn」をオープンソースで公開。独自言語など開発可能に。Build 2014
2位 [速報]9インチ以下の画面サイズのタブレット、スマートフォンではWindowsが無料に。Build 2014
3位 Immutable Infrastructureはアプリケーションのアーキテクチャを変えていく、伊藤直也氏(前編)
1位、2位になったのはマイクロソフトのイベント「Build 2014」で発表された次世代コンパイラのオープンソース化と、Internet of Thingsの時代に対応したWindowsライセンスの無料化の話題でした。
どちらも現在の製品に影響がある発表ではありませんが、今後のWindowsがどうなっていくのか、興味をかき立てられる発表でした。
4位から6位
4位 どうした日本オラクル? ギター侍ならぬデータベース侍がデータベースの現場を斬る! 波田陽区本人が登場
5位 Googleがついにアジア(のどこか)にGoogle Compute Engineのデータセンター設置を発表。管理画面も日本語対応
6位 [速報]マウスとキーボード操作を強化した「Windows 8.1 Update」、Windows 8/8.1ユーザー向けに4月8日から無料配布開始。Build 2014
5位の記事は、ついにGoogleがアジアデータセンターを解説したという話題。Googleはこれをきっかけに日本でも本格的にエンタープライズ向けのGoogle Compute EngineとGoogle App Engineなどのマーケティングに力を入れてくるようです。
7位から10位
7位 iOS/Android両対応のネイティブアプリ開発環境「Appmethod」、エンバカデロがリリース。個人向け無償版も発表
8位 Dockerのための軽量OS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」、Red Hatが発表
9位 マイクロソフト、VMwareの仮想マシンをHyper-VとAzureへマイグレーションできる「Microsoft Virtual Machine Converter 2.0」無償公開
10位 AWS Elastic BeanstalkがDockerをサポート、新しい形態のPaaSへ。事実上どんな言語でも使え、手元の開発環境をそのままPaaSへデプロイできる
8位と10位に入ったのは、いま注目のコンテナ型仮想化技術「Docker」の話題。現在主流のハイパーバイザ型仮想化と将来肩を並べるかそれ以上の存在になりそうな有望な技術としてPublickeyでは注目しています。
2014年4月の運営報告
毎月恒例の運営報告です。Google Analyticsによる2014年4月のページビューは45万8542。ユニークユーザー数は22万5191でした。
大型連休が終わると次の祝日は7月21日海の日までおあずけです。頑張って仕事に集中することにします。引き続きご愛読のほど、よろしくおねがいします。