2014年10月の人気記事「HTML5、W3Cの勧告に」「この1年の優れたIT系書籍は?」「Windows ServerがDockerを採用するとはどういうことか」ほか
僕は、いわゆるノマド的な働き方は苦手で、喫茶店でノートPCを広げて記事を書くなんてことはほとんどせず、取材が終わればまっすぐ自宅へ戻って自分の部屋でのんびりと記事を書くタイプです。
なんてどうでもいいお話は置いておいて、先月10月の人気記事を紹介しましょう。
1位から3位
2位 「ビジネスプロセス上の労働者が半分になる」「アルゴリズムによって考案された破壊的ビジネスの登場」、2020年までにITが引き起こすビジネスの変化トップ10をガートナーが発表 2
3位 この1年の優れたIT系書籍はどれか? 「Jolt Awards: The Best Books」2014年版が発表される
1位はHTML5がついに勧告になったという速報記事でした。HTML5は勧告になりましたが、HTML5.1も作業中ですし、周辺技術もどんどん進化しています。まだまだWebテクノロジーは大きく進化していくことでしょう。Publickeyでも引き続きウォッチしていきます。
4位から6位
4位 「Windows ServerがDockerを採用する」とはどういうことなのか
5位 Excel方眼紙をWebアプリ化する「Forguncy」(フォーガンシー)がついに発売。無料評価版も公開
6位 [速報]マイクロソフトがDockerと提携、次期Windows ServerでDockerを採用と発表。Microsoft AzureではDocker Hubとの統合も
先月の大きなニュースの1つが、マイクロソフトがDockerと提携し、WindowsでDockerをサポートすると発表したことでした。その速報記事が6位、そしてそれを上回る4位となったのが推測を交えた解説記事でした。
7位から10位
7位 米動画配信のNetflix、Chaos MonkeyのおかげでAmazon EC2のメンテナンスリブートを難なく乗り切る
8位 「米国政府がAWSのデータへのアクセスを要求したら?」「まだ値下げを続けられるのか?」Amazonクラウドのシニアバイスプレジデント、Andy Jassy氏が質問に答える
9位 [速報]IBMとマイクロソフトがクラウドで協業を発表。WebSphereやDB2がAzureで、.NETランタイムがBluemixで利用可能に。協業の意味を分析する
10位 Amazonクラウド、ディレクトリサービス「AWS Direcrory Service」開始。Sambaベース、Active Directory対応
7位から10位の4本のうち、3本がAmazonクラウドの話題。特に7位のNetflixは、以前の記事「米動画配信のNetflix、Chaos MonkeyのおかげでAmazon EC2のメンテナンスリブートを難なく乗り切る」で紹介したChaosmonkeyというツールが本当に役に立ったという内容。備えあれば憂いなし、という感じですね。
10月の運営報告
毎月恒例の運営報告です。Google Analyticsによる2014年10月のページビューは44万403。ユニークユーザーは20万7165でした。
先週は講演のため札幌に行ってきました。今週は取材で仙台へ、来週は講演で名古屋と、出張が立て続けに予定されています。これだけ出張が続くのは珍しいのですが、ノマドが苦手な僕はたぶん、移動中に記事を書いたりはしないと思います……。
とはいえ今月も頑張って記事を書きますので、引き続きご愛読のほど、よろしくおねがいします。
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