200Gbsのイーサネットは2016年から2017年頃登場。メラノックスがロードマップを説明
InfiniBandやイーサネットのチップ、アダプタカード、スイッチなどの分野で主要なベンダの1つであるメラノックステクノロジーズの会長兼CEOのEyal Waldman氏が来日。今後の同社におけるInfiniBandとイーサネットのロードマップを説明しました。
イーサネットはデータセンターやオフィスにおけるLANの媒体として広く使われており、InfiniBandは特に小さなレイテンシと幅広い帯域が要求されるハイパフォーマンスコンピューティングやサーバとストレージとの接続などに使われています。
どちらも現在は40Gbsから100Gbsへと高速化が進んでいる状況ですが、Waldman氏は2016年から2017年にかけて200Gbsの製品が登場すると同社のロードマップを説明しました。
同社は2013年5月にKoturaを、6月にIPTを買収していますが、それは100Gbsネットワークのデプロイを現在普及している10Gbsネットワーク並に簡単にするためのものだとWaldman氏。
今後同社が注力する分野としてストレージのネットワークを挙げています。特に今後広く普及することが予想されるフラッシュストレージでは、その性能を活かすためにネットワークにも低レイテンシが重要になってくるため、InfiniBandの活用が広がると同社では見ています。