Windowsフォームの業務アプリをタッチ対応にする「MultiTouch for Windows Forms 1.0J」、グレープシティ

2013年7月31日

Windows 8はタッチ対応となり、また企業でもタブレットなどタッチ対応機器の普及も始まった中で、業務アプリケーションにおいてもタッチ対応が望まれるようになってきています。

しかし従来のWindowsアプリケーションとして開発された業務アプリケーションをタッチ対応にするには、操作画面の全面的な書き直しが必要になってしまうでしょう。

グレープシティが発表した「MultiTouch for Windows Forms 1.0J」は、こうした従来のWindowsフォームで開発された業務アプリケーションを、自動的にタッチ対応にするコンポーネントです。

MultiTouch for Windows Formsを用いると、画面フォームなどの大きさや位置などは変更せず、キーボードからの操作などは今まで通りできるうえに、ボタンが小さくて押しにくかったり、データが密集して並んでいるため正確なタッチが難しい画面ではピンチ操作で画面をズームしたり、ズームした画面でスワイプによるスクロールなどができるようになります。

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これにより、業務アプリケーションの従来の操作性はそのまま、タッチ対応のデバイスでも利用しやすくなります。

コンポーネントをドラッグ&ドロップするだけでタッチ対応に

MultiTouch for Windows Formsで業務アプリケーションをタッチ対応にするには、対象となるWindowsフォームズアプリケーションのプロジェクトをVisual Studioで開き、MultiTouch for Windows Formsのコントロールをドラッグ&ドロップして既存アプリケーションに追加するだけ。ソースコードの改変などは不要。

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もちろんタッチやペンで発生するイベントを検出して、タッチ専用やペン専用のカスタマイズをすることも可能。

発売は8月28日から、開発ライセンスは3万1500円/1台で、別途配布用のライタイムライセンスが必要となります。

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Junichi Niino(jniino)
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