Windows Azure上のHadoopサービス「HDInsight」が正式公開。Excelからも利用可能
3月からパブリックプレビューが続いていた、Windows AzureのクラウドでHadoopクラスタが利用可能なサービス「Windows Azure HD Insight」が正式公開されました。
HDInsightは、Hadoopの有力なディストリビューションベンダの1つであるHortonworkの「HDP for Windows」をWindows Azureで展開したサービス。Hive、Pig、Sqoop、Oozieなどの機能も含まれています。
通常のMapReduceアプリケーションを利用してHDInsightを使うだけでなく、ExcelとHDInsightを接続して利用することも可能。「Hive ODBC Driver for HDInsight」を用いてODBCドライバ経由でSQLをHadoopに投げて分析データをExcelに読み込んだり、「Power Query for Excel」でHDInsightと接続し、データ分析を行うこともできます。
HDInsightはWindows Azureのコントロールパネルからメニューを選択すればすぐに利用可能。
利用料金は計算ノードが1時間26.58円、ヘッドノードが1時間53.15円。
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