[速報]Windows 8.1プレビュー版公開、デスクトップとモダンUIがよりシームレスに。Build 2013(Day1)
マイクロソフトの開発者向けイベント、Build 2013がサンフランシスコで開幕しました。1日目の基調講演ではプレビュー版の公開と合わせてWindows 8.1が紹介されています。
基調講演の模様を、Windows 8.1とInternet Explorer 11、Visual Studio 2013の紹介を中心にダイジェストで紹介しましょう。
バルマー氏、タッチ、タッチ、タッチ、そしてタッチだ
マイクロソフト CEO スティーブ・バルマー氏登場。
マイクロソフトはソフトウェアの会社から、ソフトウェア・パワード・デバイスやソフトウェア・パワード・サービスを構築する会社になろうとしている。
現在のWindowsデバイスは、5年前や15年前の姿とは違ったものになっている。Windows 8をローンチしてから、革新的で新しくデザインされた新しいデバイスが急速に広がっているのだ。
今日、Windows 8.1とVisual Studio 2013のプレビュー版を公開する(Windows 8.1 Previewへのリンク)。
タッチ、タッチ、タッチ、タッチ、タッチ、タッチ、そしてタッチだ。タッチすることにはとても大きな価値がある。たとえ仕事でマウスとキーボードを使っていたとしても、カジュアルな場面でタッチが使えることで非常に便利なのは明らかだろう。
これからお見せするWindows 8.1では、デスクトップとモダンスタイルの組み合わせを新しく見直した。スタートボタンが付き、デスクトップモードで直接ブートするようになる。(会場から歓声と拍手!)
デスクトップへ直接ブート、スタートボタン復活、
CVP, Windows Engineering Julie Larson-Green氏。
Windows 8.1は、Windows 8のアップデートとリファインを行った。小さな画面のタブレットから、パワフルなワークステーションまでどれでも使いやすくなっている。
小さなスクリーン用のオンラインキーボードにはジェスチャーを追加した。指をスライドさせるとスペースバーを押すことになる。またスペースバーでスペルを補完できる。キーを押した指をスライドさせて入力できる(いわゆるフリック入力風)
Windows 8.1では、ブートから直接デスクトップ画面が立ち上げられるようになる。
左下にはスタートボタンがある。これを押すとスタートメニューが表示されるが、背景がそのままなので、デスクトップ画面からシームレスでスムーズに移行できているだろう。
≫次の記事「[速報]Internet Explorer 11でWebGLサポート、Visual Studio 2013では消費電力のプロファイリングも可能に。Build 2013(Day1)」に続きます。
Build 2013
- [速報]Windows 8.1プレビュー版公開、デスクトップとモダンUIがよりシームレスに。Build 2013(Day1)
- [速報]Internet Explorer 11でWebGLサポート、Visual Studio 2013では消費電力のプロファイリングも可能に。Build 2013(Day1)
- [速報]マイクロソフトがASP.NETでTwitter Bootstrap、Ember.jsなどを採用。Visual StudioではCSS3の対応ブラウザをその場で確認。Build 2013(Day2)
- [速報]Windows AzureのモバイルサービスでiOSアプリを自動生成。オートスケール機能、Active Directory機能も追加。Build 2013(Day2)
あわせて読みたい
[速報]Internet Explorer 11でWebGLサポート、Visual Studio 2013では消費電力のプロファイリングも可能に。Build 2013(Day1)
≪前の記事
セールスフォース・ドットコム、クラウド基盤にOracle Exadataを採用へ。オラクルとセールスフォース・ドットコムが提携発表