[速報]Internet Explorer 11でWebGLサポート、Visual Studio 2013では消費電力のプロファイリングも可能に。Build 2013(Day1)
マイクロソフトの開発者向けイベント、Build 2013がサンフランシスコで開幕しました。1日目の基調講演では、Windows 8.1に続いてVisual Studio 2013が紹介されました。
基調講演の模様を、Windows 8.1とInternet Explorer 11、Visual Studio 2013の紹介を中心にダイジェストで紹介しましょう。
(本記事は「[速報]Windows 8.1プレビュー版公開、デスクトップとモダンUIがよりシームレスに。Build 2013(Day1)」の続きです)
電力消費量のプロファイリング、非同期処理デバッガ
CVP, Windows Program Management Antoine Leblond氏。
Windows 8.1ではさまざまなプログラミング言語、表示方式の選択肢と、5000以上のAPIを提供している。
Visual Studio 2013は、さまざまなデバイスやサービスをサポートしている。新機能のなかからお気に入りの機能をいくつか紹介しよう。
これは電力消費量をプロファイリングした画面だ。実行されたアプリケーションの消費電力量がミリワット単位でグラフ表示される。しかもCPU、モニタといったパーツやデバイスごとの消費量も分かる。
非同期プログラミングではデバッグがとても難しい。Visual Studio 2013では画面下にコールスタックが表示されてコンテキストを追いやすくなり、非同期処理がデバッグしやすくなる。
Internet Explorer 11はWebGL、MPEG DASH対応
次はWebプラットフォームについて。Internet Explorer 11では、WebGLとMPEG DASHをサポートする。WebGLは3Dグラフィックをプラグインナシデ高速に表示し、MPEG DASHはストリーミングをネイティブにサポートする。
ハードウェアアクセラレーションが効いているので、これらを4つ同時に表示させても極めてスムーズだ。さらにWeb Viewコントロールを利用してネイティブアプリケーションで使うこともできる。
Build 2013
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