Red Hat、オープンソース版JBossの名称を「WildFly」にすると発表。次のJava EE 7対応版から
Red Hatは、オープンソースのJavaアプリケーションサーバ「JBoss Application Server」の名称を「WildFly」に変更すると発表しました。
WildFly represents both a brand refresh for the project and a renewal of its vision to drive the next generation of application server technologies. The name was chosen by members of the open source community on JBoss.org during a special election in late 2012.
WildFlyはプロジェクトの新ブランド、および次世代アプリケーションサーバテクノロジーをドライブするためのビジョンの刷新でもあります。この名称は2012年後半に、JBoss.orgのオープンソースコミュニティメンバーによって特別に選択されました。
製品版のJavaアプリケーションサーバはJBossのままのようです。インターネットコムの記事「Red Hat、JBoss Application Server を「WildFly」に名称変更」によると、名称変更の理由は商用版とオープンソース版の名称が似すぎていたためだと報道されています。
「問題は、オープンソースの JBoss Application Server(AS)と、商用版の JBoss Enterprise Application Platform の名称が似過ぎていたことだ。オープンソース版 JBoss AS の名前を『WildFly』にすることで、この2つが別物であることを、より明確に示したかった」
来月にはWildFly 8のアルファバージョン公開予定
WildFlyの最初のバージョンとなるWildFly 8は、Java EE 7対応をターゲットにして、来月にはアルファ版が公開される予定です。Java EE 7は今年春にリリース予定で、おそらく数カ月しないうちに登場する予定ですので、WildFlyもそれを追って正式版への作業が急がれることになると思われます。
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