マイクロソフト、クラウドモニタリングの「MetricsHub」買収。リッチなダッシュボードとオートスケーリングなど
米マイクロソフトはクラウドモニタリングの新興企業「MetricsHub」を買収すると発表しました。
MetricsHubはWindows Azureに対応したダッシュボード機能を提供しており、ユーザーの課金状況、レスポンスタイム、アップタイムなどを含めたWindows Azureの利用状況がリアルタイムで分かりやすくされます。またあらかじめ設定しておいた負荷とスケールアップの最大数、最小数に応じて自動的にスケールアップ、スケールダウンする機能も提供しています。
MetricsHubは現在プレリリースとして、無料で提供されています。
スタートアップ支援プログラムから買収へ
MetrixHubは、マイクロソフトのスタートアップ企業支援プログラムのMicrosoft Acceleratorに選定された企業でした。
マイクロソフトやアマゾンなどクラウド各社は、自社のクラウド上にエコシステムを構築するため積極的にスタートアップに対するコンテストや優待プログラムなどを実施しており、今回はそのひとつが買収という形で結実したわけです。
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