IE11では「1ウィンドウあたり100個のタブまで管理」。使われないタブはリソースを消費せず
ブラウザを使ってネット上の情報を調べているうちに、タブをいつのまにか何十個も開いていた、ということ、ありませんか? 大量のタブを開いていると、その分メモリやプロセッサの消費量も上がり、PCのファンが回り出したりバッテリ消費が速くなったり、といったことにつながります。
マイクロソフトが開発中のブラウザ「Internet Explorer 11」は、そうした大量のタブをうまく管理できるようになると、IEBlogの記事「The New IE11 Experience: Best of the Web with Sites and Apps Together」で説明されています。
IE11 supports up to 100 tabs per window and manages them efficiently so browsing always feels super-fast. Tabs that haven’t been used recently won’t use your system resources or drain your battery.
IE11ではウィンドウあたり100タブまでをサポートし、効果的な管理によって非常にすばやいブラウジングを維持する。あまり使われていないタブはシステムリソースを消費せず、バッテリ消費もされない。
デバイス間のタブの同期も実現
タブの表示は、上記画面のように横にスクロールして表示する方法が標準ですが、下記のように全タブをつねに表示するモードも用意されるとのことです。
Windows 8.1デバイス間でタブの同期も可能とのこと。Windows 8.1を搭載したタブレットやPCなどのあいだで継続したブラウジングができるようになります。
また、利用者が次に開きそうなページを予想して先読みすることで、高速化もはかっていると説明されています。
We took a close look at how users navigate to sites in order to make getting to a site faster by anticipating where you might go next.
ユーザーの操作を注意深く観察し、次の動作を予想することによってよりサイトを高速に表示するようにしている。
IE 11はWindows 8.1に搭載予定ですが、Windows 7対応のプレビュー版も公開されています。