Google Cloud Storageに自動削除やリージョン設定など新機能を追加
Googleは、クラウドにデータを保存できるサービス「Google Cloud Storage」に新機能を追加したと発表しました。
新機能は、オブジェクトの自動削除などを実現するObject Lifecycle Management、オブジェクトを保存する地域を選択できるRegional Buckets、パラレルアップロードによる高速化が可能なGsutil version 3.34。
オブジェクトの自動削除など
Object Lifecycle Managementでは、例えば1年経過したオブジェクトを自動削除したり、バージョン管理で3バージョンより古いものを自動削除するなど、オブジェクトのポリシーをあらかじめ設定することで、効率的にストレージを利用する機能。
Regional Bucketsは、オブジェクトを保存するBucketをどのデータセンターに置くか指定できる機能。米国内の6カ所のデータセンターを指定することで、Compute Engineからデータへアクセスする際にレイテンシを小さくできます。
Gsutil version 3.34では、大きなオブジェクトをアップロードする際に自動的にパラレル処理による高速化を実現してくれるとのことです。