Google Cloud Endpoints正式リリース。Google App Engineがモバイルバックエンドに対応
Googleは、今年2月に公開していたモバイルアプリケーション用のライブラリGoogle Cloud Endpointsを正式リリースしました。
Google Cloud Endpointsの主な機能は、iOS、Android、JavaScriptなどからApp Engine上のアプリケーションを呼び出すためのクライアントライブラリを生成してくれることです。開発者はiOSやAndroid、Webブラウザから容易にGoogle App Engineの機能にアクセスすることができるようになります。
さらにGoogleはMobile Backend Starterと呼ばれるツールも用意しており、サーバサイドのコードを書かなくとも、データストアやプッシュ通知、ユーザー認証などの機能を簡単にモバイルデバイスから利用できるようにしています。
バックエンドとなるGoogle App Engineは、大規模な負荷がかかっても自動的にスケールアウトしてくれて、クラウド内部で障害が起きても自動的に対応してくれる、基本的にメンテナンスフリーと言っていいプラットフォームです。
すでにモバイル向けのBaaSはParseをはじめさまざまなベンダが参入していますが、モバイルデバイス側の開発に注力したい、というデベロッパーには新たな選択肢が増えたことになるでしょう。
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