Facebookに買収されたばかりのParseがWebホスティングを提供開始。無料で利用可能
先月Facebookに買収された、モバイル向けのバックエンドサービス「BaaS」を提供するParseが新サービス「Parse Hosting」を発表しました。
Parse Hostingは名前の通りWebホスティングサービスで、HTML/CSS/JavaScriptを設置してWebサイトを構築することができます。無料プランでは、月間100万リクエスト、1秒間に最大20リクエストまで。小規模なWebサイトであれば十分運用できそうです。
有料プランでは、より多くのトラフィック対応や独自ドメイン機能などが利用可能になります。
バックエンドとWebサイトをワンストップで提供
Parseはモバイル向けBaaSとしてREST API経由などでバックエンドデータベースやソーシャルメディア連携などの機能を提供しています。しかしそのバックエンドを利用するためのアプリケーションを利用者に配布するには、AppStoreなどを利用するか、自分でWebサイトを構築運用して配布する必要がありました。
そのWebサイトの機能もParseが提供することで、Webアプリケーションの配布とそのアプリケーションが利用するバックエンドサービスをワンポイントでデベロッパーに提供できるようになりました。デベロッパーにとっては、よりシンプルな運用が可能になります。発表から引用します。
When we had to maintain web servers just to host a few files for a website, we knew we could make things even simpler.
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