Eclipse 4.3 Keplerがリリース。Java EE 7、BPM対応。Web IDEのOrionもバージョンアップ
オープンソースの統合開発ツールEclipseの最新バージョンEclipse 4.3(コード名Kepler)がリリースされました。
Eclipse 4.3の主な新機能の1つが、Eclipse Web Tools Platform (WTP) 3.5でJava EE 7に対応したことです。Eclipse WTPには、JavaScript、HTML、CSSなどの開発機能、Java EEのサーバサイドの開発機能などがパッケージされていますが、ここにJava EEの最新機能であるJava EE 7対応が行われ、開発やデバッグなどが行えるようになっています。
またEclipse WTPに、プロジェクト管理とビルドシステムのMavenが統合されました。Java EEのプロジェクトをMavenで管理可能になっています。
Eclipse 4.3ではBusiness Process Management (BPM)のStardust 1.0によって、ビジネスプロセスをモデルとして記述し、動作のシミュレーション、Javaコードとの統合による迅速な開発などが行えるようになっています。
Web IDEのOrionもバージョンアップしてOrion 3.0となっています。viやEmacsのキーバインディングが可能になり、またJavaのwarファイルとしてインストールが容易になったと説明されています。
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