Cloud FoundryがPivotalへ移管。4月にはAmazonクラウドへのデプロイを簡単にしたTeam Editionを正式リリースへ
VMwareとEMCが共同で、Greenplum、Spring、Cloud Foundryなどのミドルウェアを扱う組織「Pivotal Initiative」を設立すると発表したのが昨年12月。責任者は元VMware CEOのポール・マリッツ氏。
そして3月7日の昨日付けで、オープンソースのPaaS基盤ソフトウェアであるCloud FoundryがPivotalに移管したことがブログで発表されました。
この発表を行ったブログの記事「Cloud Foundry is Open and Pivotal」では、外部開発者の協力を求めてCloud Foundryがオープンな開発を行っていることを改めて強調しています。
四半期ごとのロードマップも公開
オープンを示す動きの1つとして、Cloud Foundryは今年1月からロードマップの公開を始めています。
現時点でのロードマップでは4月にTeam Editionの正式リリースを予定。この時点で、外部からのリクエストを受けるRouter、Cloud Foundry全体を制御するCloud Controller、アプリケーションの実行基盤となるDEA、データベース系サービスを主に支えるServiceなど主要な内部コンポーネントがアップデートされるほか、管理のためのWebポータルも装備。
またCloud FoundryをAmazonクラウドへデプロイする方法も容易になる予定となっています。
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