[速報]グーグル、Androidアプリの開発者に向け、βテストの仕組み、アプリの翻訳サービスなどを提供。Google I/O 2013
グーグルは米サンフランシスコで開催中のイベント「Google I/O」の基調講演で、Android向けアプリケーションマーケットである「Google Play」のデベロッパーに向けて、Google Play Developer Consoleに5つの新機能が追加されると発表されました。
- アプリケーションの中身を分析して改善点を教えてくれる「Optimization Tips」
- アプリケーションを他国語へ翻訳依頼が出せる「App Translation Service」- アプリケーションがどれだけ利用されているかが計測できる「Usage Metrics & Referral Tracking」
- 売り上げグラフ機能の「Revenue Graphs」
- 特定のユーザーにβテストを依頼できる「Beta Testing & Staged Rollouts」
アプリの翻訳依頼、βテストの実施など
Google Play Developer Consoleの画面から、翻訳会社にアプリケーションの翻訳を依頼できる。翻訳会社と予算を指定し。テキストを入力すると一週間ほどで翻訳され、コンソールで翻訳済みのテキストを取得できるようになります。
今日からパイロットプログラム開始。
WebのどこからGoogle Playのアプリケーション画面に誘導があり、そのうち何人がインストールして、何人が起動しているかをGoogle Play Developer ConsoleからGoogle Analyticsの機能で見ることができます。夏以降にリリース予定。
レベニューグラフは日次の売上げだけでなく、どの国で売れたのかといった分析ができます。
アプリケーションに新機能を追加するときなどは、αテスト、βテストなどを実施する機能が追加されました。アプリケーションのタブに「PRODUCTION」「BETA TESTING」「ALPHA TESTING」が追加され、特定のユーザーに向けたテストができます。特定のユーザーはGoogle+のサークルで指定します。
PRODUCTIONで本番展開するときも、いきなり全ユーザーに展開するのではなく、全体の何%のユーザーをアップデートするのかを選べるため、ユーザーの反応を確認しながらアップデートを展開することができます。
Google I/O 2013
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