[速報]グーグル、Androidのための統合開発ツール「Android Studio」発表。オープンソースで無償提供。Google I/O 2013
グーグルは米サンフランシスコで開催中のイベント「Google I/O 2013」の基調講演で、Androidのネイティブアプリケーション開発に特化した統合開発ツール「Android Studio」を発表しました。
Android Studioは、Javaの統合開発環境として知られる「IntelliJ」をベースにしたAndroidアプリケーションの開発環境だと説明されました。
IntelliJをベースにした開発環境
コードの編集だけでなく、開発中のアプリケーションが、さまざまな画面サイズのデバイスでどのように見えるか、ライブレンダリング機能が備わっており、コードを変更すると表示も動的に変わっていきます。
英語やフランス語、日本語など複数の言語に対応した場合も、それぞれの言語でどう見えるか、切り替えたり、同時に複数言語のレイアウトを確認することができます。
基調講演では対応OSなどの説明はありませんでしたが、IntelliJはMacOS、Windows、Linuxに対応しているため、それに準じたものになるのではないかと予想されます。
(5:00 追記)基調講演では、公開時期、価格などは明らかにされませんでしたが、その後のブレイクアウトセッションにて、オープンソースで無償にて公開されること、アーリーアクセス版が今日から公開されることなどが紹介されました。
(12:40追記) グーグルが公開したAndroid Studioの紹介ビデオ。Android Studioのダウンロードは「Getting Started with Android Studio」からできます。
Google I/O 2013
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