Amazonクラウド、技術者の認定試験を開始。日本でも数カ月以内に提供予定
Amazonクラウドでアプリケーションやサービスの構築、運用に関する必要なスキルや知識が備わっている専門家を認定する。Amazon Web Servicesは、Amazonクラウドに関するグローバルな認定プログラム「AWS Certification Program」を発表しました。
認定プログラムは次の3種類が用意される予定です。
Solutions Architect
AWSプラットフォーム上での分散システムやアプリケーションを設計するスキルを持つ技術者
SysOps Administrator
AWSクラウド上でアプリケーションの健全性を保つ運用ができる技術者
Developer
AWSを基盤としたアプリケーションの設計と開発ができる技術者
それぞれには、下から「アソシエイトレベル」「プロフェッショナル レベル」「マスター レベル」と成熟度に合わせた認定試験が行われ、認定エンジニアは名刺などに認定ロゴを使用することができます。
日本語での試験も数カ月以内に開催予定
今回、認定試験としてまずSolution Architectのアソシエイトレベルが開始され、日本語の試験も数カ月以内に予定されています。金額は未定ですが、米国での費用が150ドル(1ドル100円で1万5000円)のため、日本でも同等程度の金額に設定される見通しです。
試験はKryterion社が行うことになっており、世界750カ所をカバーする予定。同社のテストセンターは日本国内にも目黒、池袋、博多、天神にあるため、おそらくこれらの会場で試験が行われるのではないかと推測されます。
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