Amazonクラウド、244GBメモリ+Xeon16コアの大規模インスタンスでMySQL対応開始。最大2100IOPS性能
Amazonクラウドで提供されているデータベースサービスの「Amazon RDS」に、これまでよりさらに大規模な性能を提供する新インスタンス (db.cr1.8xlarge)が登場しました。
この新インスタンスは、244GBメモリと2基の8コアXeon E5-2670プロセッサ(88ECU相当)で、10ギガビットイーサネットによる広帯域ネットワークに接続されています。
Amazonによると新インスタンスの性能は最大で21000 IOPS(1秒あたり2万1000回のI/O処理)を実現するとのこと。これまでの最大インスタンスで実現していた12500 IOPSを大きく上回ります。
Amazon RDSはMySQL、Oracle Database、SQL Serverの3つのデータベースのマネージドサービスで、バックアップやパッチの適応、フェイルオーバーなどの運用を自動的に行うことが可能。今回新しく登場したインスタンスでは現在のところMySQLに対応。
新インスタンスはすでに米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、EU(アイルランド)、アジアパシフィック(東京)のリージョンで利用可能になっています。
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