技能五輪国際大会、日本がネットワークのケーブリング技能で5連覇を達成
ドイツのライプツィヒで開催された技能五輪国際大会(正式名称:国際技能競技大会、World Skills Competition)が7月7日に閉幕しました。
LANやインターネット、CATVなどのケーブリングのスキルを競う「Information Network Cabling」(情報ネットワーク施工)では、日本の宇都宮晋平氏が金メダルを獲得。日本はこの分野で5連覇を達成しました。NHKが報じています。
公式サイトの競技結果ページによると、銀メダルはシンガポールのOng Kang Yu氏、銅メダルは韓国のSung Hyun Eun氏。
技能五輪国際大会は、22歳以下の若い技術者たちが技能を競い合うもの。宇都宮氏は関西電力グループのきんでん所属。
(上記画像2点は公式Flickrより)
日本は5部門で金メダル
情報ネットワーク施工のスキルとは次のように説明されています。
Information Network Cabling technicians construct the infrastructure of telecommunication networks such as cellular phones, Local Area Network (LAN), CATV, and internet. The quality of cabling will control the quality of network. In other words, the level of skills of Information Network Cabling will affect the level of quality of a network such as the speed of the Internet.
情報ネットワーク施工者は、携帯電話、LAN、CATV、インターネットなどの電気通信ネットワークの基盤を構築する。ケーブリングの品質はネットワークの品質を左右する、つまり、情報ネットワークのケーブリング技能のレベルは、インターネット回線の速度のような品質のレベルに影響するのだ。
日本は情報ネットワーク施工以外にも、ITネットワークシステム管理、プラスチック金型、自動車体修理など5部門で金メダルを獲得しました。
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