Red HatのPaaS基盤「OpenShift」、ソースコードを「OpenShift Origin」として公開
Red Hatが昨年発表した、PaaS型クラウドの基盤「OpenShift」のソースコードが「OpenShift Origin」として先月末に公開されました。
OpenShiftはJava、PHP、Perl、Ruby、Python、Node.jsなど複数の言語に対応したPaaSで、昨年からRed Hatが試験サービスを無料で提供していました(Amazonクラウド上で展開されていることが明らかにされています)。
発表時からオープンソースとして公開することを同社が約束しており、今回それが実行されたことになります。
すぐに試せるLiveCD形式で配布
ドキュメントを見たところ、OpenShift Originは複数の言語やデータベースサーバを「カートリッジ」(Cartridge)によって取り扱えるようにしており、カートリッジを追加することで新しい言語やデータベースといった機能をPaaSに追加することができるようです。
OpenShift Originは、VirtualBoxの仮想環境ですぐに実行して試せるLiveCD形式のファイルを配布しており、ノートPCなどのマシン上で簡単に試すことができるようになっています。
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