デル、シンクライアントのワイズテクノロジーを買収。デスクトップ仮想化のソリューションを拡大へ
米デルは、シンクライアントマシンやソフトウェアの大手ベンダ、ワイズテクノロジーの買収を発表しました。
ワイズテクノロジーは、Citrix XenDesktopやVMware Viewなどのデスクトップ仮想化環境に対応した、アプライアンスや管理ソフトウェアなどの大手ベンダです。
買収後、ワイズテクノロジーのデスクトップ仮想化製品は、デルの製品ラインに追加される予定です。
エンタープライズ向けソリューションの幅を広げる
デルは買収の目的について、エンタープライズ向けソリューションのポートフォリオを広げるためと、プレスリリースで説明しています。
In some environments, a virtual desktop allows enterprises to more efficiently and securely manage their users and end point devices. With this acquisition, Dell expands its enterprise solutions portfolio and offers customers an ever broadening array of tailored solutions to meet their needs.
いくつかの環境において、仮想デスクトップは企業により効果的でセキュアなユーザー管理やデバイス管理を可能にする。この買収を通じて、デルはエンタープライズソリューションポートフォリオを拡大し、顧客のニーズに合わせたより幅広い選択肢から仕立てられた個別のソリューションを提供することができるようになる。
デルは、自社データセンターのパブリッククラウドで提供するデスクトップ仮想化サービスと、このクライアントデバイスの組み合わせによるクラウドソリューションも検討していることでしょう。
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