長期休暇明けにPCを起動したら最初にやりたいこと2012
今日から仕事始めの会社も多いはず。でも長期休暇明けのPCは少し脆弱になっています。PCを起動したら仕事を始める前に、同僚と新年の挨拶をしながらウイルス対策のパターンファイルが最新版になるのを少し待ってみてはいかがでしょう。
また、マイクロソフトは昨年末の12月30日に緊急のセキュリティ更新プログラム「MS11-100」を公開しています。この更新プログラムが当たっているかどうかも確認しておきたいところ(適用には再起動が必要なようです)。
IPAによる注意喚起
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、「年末年始における注意喚起」を昨年12月21日に発表しています。「企業でパソコンを利用される方へ (長期休暇明けの対応)」の部分を引用しましょう。
[修正プログラムの適用]
休暇明けには、OSやアプリケーションソフトの修正プログラムの有無を確認し、必要な修正プログラムを適用してください。[パターンファイルの更新]
電子メールを送受信したりウェブサイトを閲覧したりする前にウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新し、最新の状態にしてください。[利用前のウイルスチェック]
休暇中に持ち出したパソコンやデータを格納していたUSBメモリ等の外部記憶媒体にウイルスが感染している可能性があります。ウイルスチェックを行ってから使用してください。[メールの取り扱いの徹底]
少しでも不自然だと感じたメールの添付ファイルは、安易に開かないでください。
上記の注意喚起にもありますが、年末年始のあいだにたまった未読メールの中には、怪しいリンクや添付ファイルを含むスパムメールが混ざっているかもしれません。メールだけではなく、TwitterやFacebook、mixiなどのソーシャルネットワークでも、もしかしたら親しい人からのお正月の挨拶に偽装した怪しいリンクが表示されるかもしれません。クリックする前に不自然かどうか確認しましょう。
この記事を読んでいるということは……
とはいえ、この記事を読んでいると言うことは、もうPCだけでなくWebブラウザまで開いているということですよね。でしたら、まだ周りにアンチウイルスのパターンやWindowsの緊急アップデートをしていない人がいたら、優しくアドバイスしてみてはいかがでしょうか。