国内CIOの平均年齢は52歳、平均在位期間は5年4カ月。CIO Magazineの調査から
CIO Magazineによる「CIO Magazine/Online 2012年読者アンケート調査」のダイジェストが公開されています。
この調査は「月刊CIO Magazine」などの読者を対象に、328件の有効回答を得ていて、主な回答者は経営者・役員、CIO、IT部門長、およびIT部門のマネジャーなどとのこと。日本のCIOやITマネージャの姿がなんとなく浮かび上がってくる結果でした。結果の中から3つほど興味を引いたところを引用させてもらいました。
CIO/IT部門長の平均年令は52歳
回答者の中からCIO/IT部門長だけを抜き出して平均年齢を求めたところ、52歳だったそうです。
ちなみにCIO Magazine米国版によれば、米国CIOの平均年齢は46歳
とのこと。また、同じように回答者の中からCIO/IT部門長だけを抜き出してCIO/IT部門長の平均在位期間を求めたところ、5年4カ月だったそうです。なんとなく短い感じですね。
クラウドの影響がもっとも大きい
回答者が「IT部門/CIOのあり方/役割に大きな影響を与えると思われるもの」として最も多く挙げたのは、やはりクラウド、そしてモバイルでした。
なみに、CIO Magazine米国版の『2012 State of the CIO』調査でもこれと同様のアンケートを実施しているが、その結果はやはり「クラウド」(34%)がトップで、それに「ソーシャル・メディア/ネットワーク(30%)」、「モバイル(25%)」、「ビッグデータ」(18%)、「ITコンシューマライゼーション(13%)が続く格好となっている。
米国ではソーシャルメディアがモバイルより上位になっている点が日本と異なっていますね。