2012年2月の人気記事「特許庁の基幹システム失敗の背景」「国内の開発者が使っている言語」「プログラミングのためのBGM」
なかなか寒気団が日本から去ってくれず冬のような気温が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。2月が過ぎましたので、2012年2月の人気記事トップ10をお届けしましょう。
2012年2月の人気記事
まず1位から3位。
1位 特許庁の基幹システム失敗の背景にある、日本におけるITプロジェクトの実態
2位 特許庁の基幹システムはなぜ失敗したのか。元内閣官房GPMO補佐官、萩本順三氏の述懐
3位 国内の開発者が使っている言語、1位C、2位VB、3位Java。アジャイル開発は2割が採用、半数以上がウォーターフォール。IDC調べ
1位の記事は、2位の1月30日に公開した記事「特許庁の基幹システムはなぜ失敗したのか。元内閣官房GPMO補佐官、萩本順三氏の述懐」の記事を受けて萩本氏が今後のIT業界に向けた提案を記した記事でした。
3位は国内の調査会社IDCが発表したもの。これはほかの大手メディアですでに報じられた内容だったのですが、デベロッパー向けにフォーカスした内容とタイトルにしたことで大きな反響を生みました。
続いて4位から6位です。
4位 大規模UIをJavaScriptで実現するためのテクニック、サイボウズkintone開発の現場から。デブサミ2012
5位 英国政府、新ポータルGov.ukをクラウド、アジャイル、Rubyで開発。ソースはGithubで公開
6位 Music for Programming。無料で聴けるプログラミングのためのBGM
英国政府は以前にも「Google、Twitter、Yahoo Pipes、Netvibesを華麗に使いこなす英国政府」という記事で、そのITリテラシーの高さぶりを記事にしたことがあります。政府内部にキレ者がいるのでしょうか。
7位から10位です。
7位 ジョインが70倍高速で、Memcached API搭載の「MySQL Cluster 7.2」正式版が登場
8位 なぜ米ヒューレット・パッカードは、一挙に16機種ものOpenFlow対応ネットワーク機器を発表したのか
9位 ソフトウェアテストの30年前と30年後(前編)~テストの根幹は30年前に書かれた JaSST'12 Tokyo
10位 OpenFlowベンチャーのNicira Networksがステルスモードを解除、製品戦略を明らかに
OpenFlow関連の記事が2本入っていて、この分野への関心の高さを示していますね。
2012年2月の運営報告
毎月恒例のPublickeyの運営報告です。Google Analyticsによる2012年2月のページビューは37万9366、ユニークユーザーは14万1802 でした。気温が上がるのを待ちつつ、3月も頑張ってよい記事をお届けするつもりです。引き続きご愛読、よろしくおねがいします。
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