2012年10月の人気記事「EPUB3の国際標準化で日本が資金難」「Google App Engine、全データセンターを巻き込む連鎖的障害」「見えてきたECMAScript 6」ほか
11月に入り、今年も残り2カ月を切りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか? 10月を振り返ればIT系のイベントが相次いで、講演やモデレータとしての出演、そして取材にと忙しい日々でした。
さて、今月も過去1カ月の集計を基にした人気記事トップ10を紹介しましょう。
2012年10月の人気記事トップ10
1位から3位は次のようになりました。
1位 自動改札機の運賃計算プログラムはいかにデバッグされているのか? 10の40乗という運賃パターンのテスト方法を開発者が解説(前編)
2位 EPUB 3のISO国際標準化作業で、日本が資金難による離脱の可能性。JEPAが支援募金を呼びかけ
3位 Google App Engine、全データセンターを巻き込む連鎖的障害で能力半減、復旧のためフルリスタート
1位の記事は、9月の1位でもあった記事。Publickey史上初の2カ月連続1位となりました。2位の記事は日本のIT関係者としてはやや残念な記事。Publickeyでは、支援のため個人からの協力を求める記事「EPUBの国際標準化支援、個人の小口協力者をPublickeyで募ります」を公開しています。
続いて4位から6位。
4位 JavaScriptエディタ「Scripted」をVMware/SpringSourceがオープンソースで公開
5位 [速報] ソースコードを表示するためのフォント「Source Code Pro」をアドビがオープンソースで無料公開
6位 自動改札機の運賃計算プログラムはいかにデバッグされているのか? 10の40乗という運賃パターンのテスト方法を開発者が解説(中編)
4位の記事は仮想化ベンダのVMwareがJavaScriptに関連したソフトウェアをリリースするという、ちょっと意外な感じの組み合わせでした。
7位から10位は次のようになっています。
7位 自動改札機の運賃計算プログラムはいかにデバッグされているのか? 10の40乗という運賃パターンのテスト方法を開発者が解説(後編)
8位 見えてきた「ECMAScript 6」。JavaScriptの生みの親が書く「Harmony of Dreams Come True」
9位 IBMの新メインフレーム、商用初のトランザクショナルメモリ搭載でJavaを超高速実行。JavaOne 2012
10位 [速報]オラクル、世界初のマルチテナントデータベースOracle 12c発表、IaaS型クラウド参入も。Oracle OpenWorld 2012
9位、10位はJavaOneとOracle OpenWorldの記事。特にトランザクショナルメモリはエンジニアの興味を引く、面白そうな技術ですね。
2012年10月の運営報告
毎月恒例、Publickeyの運営報告です。Google Analyticsによる2012年10月のページビューは35万5000。ユーザー数は14万5420でした。
11月になって急に気温が下がり、体調を崩している方も多いようです。お気を付けてお過ごしください。Publickeyは今月も元気に記事を公開していく予定です。引き続きご愛読のほど、よろしくおねがいします。
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