[速報]Windows 8のハードウェアサポート機能、Hyper-V搭載。Windows LiveもタッチUIに。BUILD 2011

2011年9月14日

マイクロソフトは9月13日(日本時間9月14日早朝)、開発者向けのイベント「BUILDカンファレンス」を開催、開発コード名「Windows 8」の詳細を初めて明らかにしました。

Windows 8では、起動時間が短縮され、新しくARMプロセッサがサポートされるほか、加速度センサーやNFCなど新しいハードウェアに対応。またWindows LiveもWindows 8に合わせて新しいインターフェイスと機能を準備中です。

基調講演の模様を紹介しましょう。

(本記事は「[速報]HTML5/JavaScriptでWindows 8対応アプリを作る「Visual Studio」「Expression Blend」登場。BUILD 2011」の続きです)

Windows 8では多様なハードウェアをサポート

Windows Planning and Ecosystem担当Micael Angiulo氏。

Windows 8ではARMプロセッサやSoC(System on Chip)を含む多様なハードウェアをサポートする。

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Windows 8ではコールドブートが非常に速くなっている。また、従来のBIOSに代わるUEFIではConnected Standby機能を備え、非常に消費電力が小さい状態からすぐに立ち上がり、オフにすると即座に消費電力が下がる。携帯電話のアーキテクチャをPCのカーネルに持ち込んだ。

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Windows 8では、小さな画面のデバイスから非常に大きな画面までサポートするが、Metroスタイルはその画面の大きさに最適化した表示を行う。

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ジャイロ、加速度計、磁気計、NFCなどもサポートする。

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Windows 8では。理論上264TBのハードディスクまでサポートする。

これから登場する「Ultrabook」カテゴリのPC、非常に薄い。

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会場のみなさんには、UEFI、インテルi5プロセッサ、4GBメモリのタブレットPCに、Windows 8、Visual StudioなどのDeveloper Previewがインストールされたものをプレゼントしましょう。(会場大いに沸く)

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Hyper-V搭載

Windows 8がプロフェッショナルな仕事に使えるかどうかについても説明しておこう。

これが新しくなったタスクマネージャ。

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Windowsキーで、Metroスタイルとオールドスタイルが切り替えられる。キーボードからコマンドを呼び出して起動、ショートカットキーで目的の機能を呼び出すなど、キーボードでの素早い動作も十分にできる。

Windows 8では仮想化ハイパーバイザのHyper-Vも搭載した。Hyper-VのうえでWindowsが動作している。Hyper-V Managerの画面。新しい仮想マシンも作れる。

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VHD(仮想ハードディスク)、ISOもドライブとしてマウントできる。

リボンインターフェイスもある。Windows 7スタイルにもカスタマイズ可能。

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マルチモニタではタスクバーがそれぞれの画面にでるようになった。片方でMetroスタイルのユーザーインターフェイス、片方では従来のインターフェイスでVisual Studioを起動することもできる。

Windows LiveもMetroスタイルに対応

Windows Live担当 Chris Jones氏。

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Windows LiveもLive Tileスタイルを採用し、Metroスタイルのメールを利用できるようになる。Hot MailだけでなくExchangeメールも対応する。HTML5とJavaScriptでできている。

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カレンダーもMetroスタイルに。

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Windows Live Photosでは、ユーザーのライブラリ、SkyDrive、Facebook、Flickrなどの写真をまとめて扱うことができる。

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SkyDrive経由で遠隔地のPCのドライブ内の写真にもアクセス可能。

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これらの機能はまだリリースしていないが、Windows LiveではMetroスタイルのアプリとして、メール、写真、カレンダー、ピープルなどを予定している。

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今日からWindows 8 Developer Previewを公開

シノフスキー氏。ここで紹介したのはWindows 8の一部であり、まだ紹介しきれないほどたくさんの機能がある。

今後β版、RC(リリース候補)版、RTMを経てGA(最終製品版)となる。

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今日の20時(日本時間正午)から、Windows 8 Developer Preview版を公開、ダウンロード可能にする予定だ。Visual Studio、Expression Blendも含まれている。

アクティベーションなしで使える。サポートもないけれど。

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以上が1日目の基調講演の模様でした。

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