Node.jsがバージョンアップ、初の公式Windows版「node.exe」登場
サーバーサイドJavaScriptのNode.jsが先週バージョンアップし、安定版がV0.4.10に、非安定版がV0.5.2になりました。V0.5.2版では、公式なバイナリとしては初めてとなるWindows版のnode.exeが公開されています(追記、Windows版は正確にはV0.5.1からでした)。
6月末にマイクロソフトがNode.jsの開発を支援することを明らかにした際に、ネイティブなWindows版の登場がアナウンスされていました。あれからわずか1カ月で登場したことになります(参考「マイクロソフト、Node.jsをWindows Azure対応にするため開発元を支援」)。
Windows版V0.5.2のnode.exeは以下のURLからダウンロード可能です(最新版は、Node.jsのWebサイトのダウンロードのコーナーを参照してください)。
インストール不要、ダウンロードしたnode.exeを実行するだけ
公開されたnode.exeを手もとのWindows 7/32bitの環境で簡単に試してみたところ、ダウンロードしたnode.exeをコマンドラインから実行するだけで、あっさり動作しました。
Node.jsのロゴも登場
また、Node.jsのロゴも発表されています。「kinetic,connected, scalable, modular, mechanical and organic」(活発で、つながっていて、スケーラブルで、モジュラーで、メカニカルでオーガニック)なNodeのイメージを基に、デザイナーのChris Glass氏が作成したとのこと。
すでにNode.jsのWebサイトの左上には、このロゴが表示されています。
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Node.jsとはどういうものなのかについては、以下の記事をご参照ください
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