Node.js対応PaaSが広がる。Engine YardもNode.jsのサポート開始
PaaS型クラウドとしてRuby on Railsを提供しているEngine Yardが、サーバサイドJavaScriptのNode.jsをサポートすると発表しました。
Every Engine Yard Cloud customer—including Free Trial customers—will now be able to take advantage of Node.js features. This feature is being delivered to you through a new program called Engine Yard Labs.
Engine Yard Cloudのフリートライアルを含むすべてのお客様は、Node.jsを利用できるようになります。これはEngine Yard Labsと呼ばれる新プログラムを通して提供されます。
Engine Yard Labsは試験的な機能を提供するもので、Node.jsも試験的に提供されることになります。
広がるNode.js対応PaaS
最近のPaaSでは、Node.jsをサポートする例が増えてきています。
Engine Yardと同様にRuby on RailsのPaaS型クラウドを提供しているHerokuも、6月にNode.jsのサポートを開始しています。また、VMwareが発表したPaaSのCloud Foundry、Red HatのOpenShiftでもNode.jsがサポートされています。
先月には、Node.js専用PaaSの「Node Ninja」がYahoo! Japanの子会社ファーストサーバから発表されたばかりですし、Node.jsの開発元であるJoyentでも、当然ながらNode.jsをサポートしたPaaS「JoyentCloud」を展開しています。
PaaSでは複数の言語に対応することが最近の傾向として見られます。JavaやRubyなどと並ぶ主要な言語の1つとして、サーバサイドJavaScriptのNode.jsが位置づけられている、ということなのでしょう。
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