ITエンジニアの3割はすでにスマートフォンやソーシャルアプリの開発経験あり?
@IT自分戦略研究所が昨日発表した読者調査によると、3割以上のITエンジニアがスマートフォンアプリもしくはソーシャルアプリの開発経験があるそうです。アンケート対象は550人のITエンジニア。
正確には32%のITエンジニアが、スマートフォンもしくはソーシャルアプリの経験があると答えており、その内訳は実務経験があるエンジニアは6.2%、趣味や興味があって独学しているのが25.8%、つまり経験のある32%のうちの約8割のITエンジニアが趣味や独学で取り組んでいることになります。
回答したエンジニアの年齢分布を見てみると、若手の方が手を動かしている確率が高いとのこと。記事から引用します。
「実務/趣味で開発経験がある」「開発中」という回答は、20歳~24歳で46.7%、25歳~29歳で43.8%。ともに4割越えと、20代エンジニアでは平均値を上回る結果が出た。
だそうです。
「興味はあるが、何もしていない」が54%
ソーシャルアプリもモバイルアプリも、趣味のレベルならJavaScriptやFlashで手軽に作り始められますし、サーバも無料のものや年間数千円と安価なサービスが揃っています。情報もWebを検索すればたくさん見つけられる時代です。「ちょっと興味があるから試してみようかな」といって実際に手を動かす若手のエンジニアが比較的多いのは頼もしいですね。
一方で、実は54%の回答者がモバイルアプリやソーシャルアプリに「興味はあるが、何もしていない」のだそうです。この辺に、できる人とそうでない人、やりたい仕事をいつか実現できる人とそうでない人の差が少しずつできてくるんだろうな、と想像してしまいます。