HTML5と関連仕様がラストコール(最終草案)となる。W3Cが幅広いレビューを募集
W3CはHTML5と関連する5つの仕様がラストコールとなったことを発表しました。8月3日まで幅広いレビューとコメントを募集しています。
ラストコールとなったのは、以下の仕様です。
- HTML5
- HTML+RDFa 1.1
- HTML Canvas 2D Context
- Polyglot Markup: HTML-Compatible XHTML Documents
- HTML5: Techniques for providing useful text alternatives
HTML5がラストコールへと進むべきかどうか、5月15日から22日のあいだに関係者で投票が行われ、賛成95、反対5、棄権6でラストコールへ進むことが決定しました。
2014年に勧告へ
HTML5のラストコールは、昨年の9月から具体的な準備が進められ、そのときの工程表では5月後半にラストコールへ進む予定となっていました。予定通りにラストコールに進んだことになります。
今後は勧告候補、勧告案、そして勧告へと進むことになります。ラストコールに関するプロセスは、順調に進めば2012年1月に終了する予定。W3Cでは2014年にHTML5の勧告を予定しています。
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