HTML5対応のユーザーインターフェイスライブラリ「Kendo UI」登場
JavaScriptでビジネスアプリケーションを開発する際に使えるユーザーインターフェイスライブラリ「Kendo UI」の正式版が公開されました。
JavaScript用のユーザーインターフェイスライブラリといえば、jQuery UIやSencha Touchなどがあります。Kendo UIもそれらと基本的に似たライブラリですが、jQueryをベースにしつつメニューやデータピッカーなどの基本的な部品だけではなく、表形式でデータを表示するグリッドやグラフなど、このライブラリだけでビジネスアプリケーションに必要な部品をカバーしている点にあるでしょう。
HTML5対応ですが、HTML5非対応のWebブラウザもサポート。GPLv3ライセンスのオープンソースと、商用利用向けの有償ライセンス(399ドル)のデュアルライセンスで提供されています。
いくつかサンプルを挙げておきます。
Kendo UIはjQuery UIのクローンではなく、高速化のために独自のコードで構築されており、またCSS3が利用可能であればその機能も利用してより高速に動作するとのことです。
なぜ剣道?
ちなみにKend UIのKendoは剣道のこと。その理由について、FAQで次のように説明されています。
Kendo UI is the modern HTML developer's sword that will help with disciplined JavaScript app development.
Kendo UIはモダンなHTMLデベロッパーの剣であり、規律あるJavaScriptアプリケーション開発によって手助けすることだろう。
だそうです。めーん!