Heroku、クラウドでScalaにも対応。これで6言語目
クラウドでPaaSを提供しているHerokuが、Scalaの対応を発表しました。
同社は今月、Pythonのサポートも発表したばかりで、これでRuby、Clojure、Java、Python、JavaScript(Node.jsによる)に続く6言語目の対応となります。
ScalaはJava VM上で動作する言語で、「オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングを巧みにブレンドした言語」だとHerokuは説明しています。同社はすでにJava VMでJavaとClojureの対応を行っており、Java VMの存在が多言語対応のポイントになっています。
Facebookアプリケーションのホスティングで急成長
Herokuは9月にFacebookとの協業を発表し、Facebookアプリケーションのデフォルトのホスティングサービスとして指定されています。
その結果、Herokuによると協業発表後の24時間で3万3800種類の新しいアプリケーションがHeroku上にホストされ、その後も急速にアプリケーション数が増加しているとのこと。もともとHerokuはソーシャルアプリケーションなど、いわゆるWeb 2.0系アプリケーションのプラットフォームとして強味を発揮しており、Facebookとの協業でその得意分野を活かした成長が予想されます。